2017/03/15
今回は、オタクと言われる女性の引っ越しについての記事です。
色々なアイドルなどの関連グッズなども素人が見ると価値のないものに見えても、実はものすごく価値のあるものも多くあります。そんな色々なグッズなどを引っ越しで運ぶ際に一体どのよなことで困るのでしょうか?
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特殊な趣味を持つと、特殊な家財道具が増える
所謂「ヲタク」と呼ばれる方ももちろんですが、楽器を演奏する方、美術の創作をされる方など、深い趣味や特殊な仕事を持つ方は、家電や衣類など以外に、その趣味に付随する特殊な家財道具があります。
引っ越しの際、そういった特殊・専門的なものを運ぶのに頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。
楽器などはきちんと運搬の方法が決められていたり、また専門の運搬業者があったりするので、近年は比較的引越しには困らなくなっているようです。
しかし「ヲタク」の場合は…。
どうしてもまだ少数派として虐げられる風潮があり、アニメやタレントのグッズは一般の人には価値が理解されにくく、雑に扱われることもあります。かく言う私は、某男性アイドルヲタクです。
私が引っ越しの際に青くなった経験をまとめておこうと思います。
特に被害が出やすいポスター
まだ学生の頃、引っ越し後、梱包された荷物をほどきながら、まず血の気が引いたのが、ポスターです。
子供のころ、全て親に任せていたところ、大切なポスターを四つ折りにされ号泣した経験があるので、学生になってからの引っ越しの際は、くるくると丸めてビニールで包み、両端もプチプチで守っていたのですが。
そのプチプチごと運搬中に激しくぶつけたらしく、端がぐしゃぐしゃの状態で新居に到着しました。
両親になだめられ、文句を言うことすらできなかったのですが、コンサートで販売されている、もう二度と買えないポスターをダメにされ、非常に腹が立ったのを覚えています。
その後大人になってからの引っ越しは、少々かさばりますが、重いものでもないので、筒にしたものを自分で運ぶようにしています。
背の高さの違う書籍類も注意
漫画や小説が好きで、本を沢山持っているという人、多いと思います。また、ゲーム好きの人は攻略本や雑誌なども増えてしまいますよね。アイドルヲタクの私の場合、多いのは雑誌、そしてドラマや映画の原作本でした。
引っ越しの際、背の高さの違う書籍を一緒に箱に詰めてしまうと、詰め方によっては本の端が傷付いたり、折れ曲がったりしてしまいます。
漫画だと殆どサイズが同じなのでいいのですが、雑誌類は注意しなくてはいけません。また紙も薄く、一度折れたら戻りにくい材質なので、梱包は慎重に。
出来るだけサイズが近いものを一緒にして、箱の中に角を揃えて詰め、隙間は緩衝材で埋めることをお薦めします。
本を立てた状態で並べ、上の空間に本を寝かして入れる…という方法は、確かにより多くの本を収められるのですが、サイズが違う場合、上の本の重みで下の本の端が確実に傷付きますので、お勧めしません。
価値が理解されないと、悲劇も
「他人から見ればただのチラシでも、実はある施設で限定配布されたフライヤーだった」とか「ただの人形だと思って適当に新聞紙で包んだら、実は○万もするプレミアもののフィギュアだった」とか、引っ越し業者さんに悪気はなくても、その価値が分からずに悲劇を生むことがあります。
例えば、一般の人からすれば、アイドルのポスターは「アイドルの顔の部分が綺麗で、壁に張れる状態ならOK」という価値観だったのかもしれません。
そう思うと、たとえ端が折れても、その物の価値を保持した状態できちんと運搬した業者さんに非があるとは、言いきれない気もします。
どんなに後から保障して貰えたとしても、もう二度と手に入らないものを壊したり傷つけられたりするのは、ヲタクとしては許せないことですよね。
大切なグッズ類は、必ず自分の手で確実に梱包する必要があります。
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(まとめ)
最近は「梱包から荷ほどきまでお手伝いします!」といった業者さんも増えていますが、それはあくまで通常の家財道具に限ってのことです。
ヲタクとして収集したものには、一般の人には理解できない価値もありますよね。一般的には「聴ければOK」なCDも、ケースに傷がついた時点で価値が下がってしまったり。
「どれも同じ顔が印刷されたウチワ」も、毎年コンサートで長い列に並んでようやく手に入れた思い出があったり。
きちんと箱の中に間違いなく梱包され、更に箱に「ワレモノ」などの注意を書いておけば、業者さんはある程度ケアしながら運んでくれます。
他人には理解され難い価値を持つものは、やはりその価値を知る自分の手できちんと梱包し、無事に運ぶ工夫が必要だと、何度かの引っ越しを経験して、強く感じています。