2017/03/15
占い師と言えば大きな水晶玉を持ち、それを手でかざして結果を占うというイメージがあります。しかし実際に街中で水晶占いをしている人はあまり見かけないような気がします。それはなぜなのでしょうか?今回はそんな水晶占いと関連情報いついてのまとめです。
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水晶占いとは
水晶占いは大変に紀元が古い占いと言われています。この占いはクリスタルロマンシーやクリスタルゲージングとも呼ばれます。日本でも4世紀頃にはすでに行われていたのでは?という説もあります。ちなみに情報を得る媒介は水晶がよく知られていますが、他にも鏡、水をはったコップなどが用いられることもあり、これらは同じ占いとして分類されます。これらを総称してスクライジングと呼ぶこともあります。
水晶占いの歴史
水晶占いや鏡占いについては、古代のペルシアや12世紀のヨーロッパですでに行われていたようです。ペルシアでは寺院の泉に糸をつけた鏡を沈め、そこに映った情景で吉凶を判断していたそうです。12世紀には鏡を月にかざし映った月の姿で先行きを占っていたそうです。水晶占いや鏡占い、水鏡占いを実占していた人には有名な人物もいます。例えばノストラダムスは水鏡占いで得た情報で予言を書き記したとも言われています。また15世紀の錬金術師、ジョン・ディーは大天使ウリエルから授かったとされる卵型の水晶球で、未来を占ったり、不思議な言語エノク語を知ったりもしたそうです。また、ノルマンカードのモデルとなったフランス革命自代の女性占い師、マダム・ノルマンも水を器にはった占いをしていたと言われます。
なぜ水晶占い師は見かけないのか
占い師=水晶ですが、実際これを用いる人はかなり少ないようです。理由としてはまず水晶占い自体が他の占いよりもかなりの霊的な素質と直観力を求められるということにあるようです。水晶占いでは情報を念として送ったり、特定のシンボルを水晶球にかざしてそこに映し出される結果を読み取ります。1965年頃にフランスで書かれた占いの百科事典では、術者の内的な力と直感がかなり求められ占いに分類されているそうです。つまり占い師としてだけでなく、霊能者的な力も試される占いということなのです。また、水晶球を見つめる際、軽いトランス状態になり、無意識にアクセスするので、訓練なしに使うのが危険であるともされます。
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(まとめ)
いかがでしたか?水晶占い師が少ないのはきちんとした理由があるようです。水晶に情報を映して占える人というのは、占い師というより、霊能力者やシャーマンに近い力の持ち主なのかもしれません。もし運良く街で水晶占い師さんを見かけたら、その人はかなり霊的能力の高い人なのかもしれません。