2017/03/15
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中世のクローンについて
最近、人工知能がやたらと話題になり、すっかり忘れ去られてしまったクローン技術。今日は、そんなクローン人間の元祖とも言える、中世のホムンクルスのミステリー記事です。
ホムンクルスとは中世のクローン?
中世の錬金術師、パラケルススは、著作「ものの本性」の中で、ホムンクルスの創り方についてこう述べています。 まず、蒸留器の中に人の精液とハーブ、糞を入れ、40日間腐敗させる。すると透明かつ、人型ではあるが、物質ではないものができる。
次はそこに血液を入れ、馬の胎内同等の温度で40週保存する。すると、人の子供ができる。ただし体は、人のそれより小さい。参照:wikipediaより抜粋 とのことです。 ただしこのホムンクルスは、フラスコの中でしか生存できなかったそうですから、まだ人工人間としては、不完全だったということでしょう。
しかし、この生物は、生まれながらに、多くの知識を持っているとも言われています。なぜなのかは、真相不明ですが。 神の領域に踏み込んだ錬金術師 皆さんは、錬金術師というと、占い師や魔術師というイメージをお持ちではないでしょうか?
確かにそうなのですが、当時の社会においては、科学者に近い存在でもあったようです。まさにマッドサイエンティストです。 当然、当時の人からも白い目で見られることもあったようです。人間が生物の神秘を操ろうなんて、昔の人から見ても、あまりにも不遜だったからです。
パラケルススは、またこうも言っているそうです。「自然のもので完全なものは何一つない、人間が介入して初めて完全になるのだ」と。人間が、新しいものを創造できる生物であることを誇りに思っているのかもしれませんが、やはり末恐ろしい言葉です。
ある意味、今の科学に対する現代人の見方と似ているところがあります。 人工知能の影でうやむやにされるクローン技術 最近では、テレビでも一つのことが話題になると、別の話題がすぐ忘れ去られます。 芸能人のゴシップ等などは、特に近頃ひどいものです。
クローンもそのような傾向にあるのではないでしょうか。 世論の影に隠れて、クローン人間は、どこかでもう誕生しているかもしれません。
(まとめ)
いかがだったでしょうか?もしかしたら未来は、人工知能が支配して、人間はクローン技術で大量生産されて、隣のデスクに全く同じ顔の人間が座っている。なんてことになるかもしれません。 考えただけで恐ろしい世界です。何はともあれ、未来の形は私達の手に委ねられているということでしょう。では、また次回!