2017/03/15
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解読不能のヴィオニッチ写本とは?
突然ですが皆さんは、未解読文書について興味がありますか? インダス文字やマヤ文字で書かれた文書や壁画など、まだ謎の文献は、世界に多々あります。今日は、その中でも特に解読不能と言われている、ヴィオニッチ写本なるものについて、書いていきたいと思います。
ヴィオニッチ写本は誰が書いたのか
ヴィオニッチ写本とは、作者が特定されていない謎の文献です。作者については、ロジャー・ベーコンとも、錬金術師のエドワード・ケリーとも言われています。また、ただのアウトサイダーアートだ、という意見もあります。
特徴としては、多くの植物画、裸体の女性、そして解読不能な言語が書かれていることです。この文献に、多くの天才暗号学者達が挑みましたが、未だ解読には至っていません。 占星術・太陽の石・錬金術 この文書、もちろん筆者にも解読できませんが、いくつかの要素が合わさって構成されていることは推測できます。
まずは占星術に関することです。文書には、山羊、天秤、双子など、西洋占星術の黄道12宮?と思われるシンボルが描かれています。 次は、まったくの私の私見では、ありますが、ホロスコープのような円が、アステカ文明の太陽の石に似ているなと感じました。実際文書にも真ん中に顔がある絵があります。
次は、錬金術です。錬金術は、汁を抽出する。という意味もあります。植物がたくさん描かれていますから、なにか、錬金の精製に関わることかもしれません。
天にある物は地にもある
これは、古代に存在したといわれる、ヘルメス・メギストスの言葉です。私は、この文書を解明することはできませんが、この一言につきるような気がします。 つまり、天文と地にある物は、密接に関わりあっているということです。古代アステカの人々などは、特にそのことを強く感じていたのだと思います。
天だけでなく、地も同様に尊いのです。この文書の至る所に描かれている女性達は、地母神と天の女神なのかもしれません。また、先住民の人達が交流していた精霊、元素霊かもしれません。
文字に示されざる叡智
以前、何かの資料で読んだときのお話しを一つご紹介します。ある白人の男性が、アマゾンの民族を訪ねた時の話しです。 彼は、そこの酋長にいろいろな話しが聞きたくて質問するのですが、こう言われます。 「お前は、私におかしな質問ばかりする」と。
また、「お前の精霊は、お前の中に居る。今は分からなくてもいずれ分かる」とも言われていました。頭ばかりでなく、心で感じなよ。というメッセージにも受け取れます。 これは、ヴィオニッチ文書の読み解きにも通じる考え方だと思います。
なぜなら、錬金術の過程は、霊性に目覚めていく過程と同じとも言われているからです。 つまり、修行して精神を鍛えてはじめて、本当のことが分かるということです。頭だけでなく、ハートが肝心ということでしょう。
しかし、こうやって見るとやはりこの文書、アメリカの先住民の人達の考え方と通じるところがあるような気がしてなりません。もちろんあくまで、全て推測の域を出ませんが・・・。
(まとめ)
いかがでしたか?まだまだ謎の多い、ヴィオニッチ写本ですが、コピーした物を見ることができるサイトもあるようです。興味があったら、解読に挑戦してみては、いかがでしょうか?では、また次回!