2017/03/15
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内容一覧
世界の水不足問題について
世界は水不足になっています。50年後にはどうなっているのでしょうか。水不足がもとで世界中では紛争が起きたりしているのです。現在の日本は、水資源には恵まれているように見えますが、実際のところはどうなのでしょうか。
山がたくさんあり水源地も多くありますが、今後、水源地などが他国の手に渡らないような対策が急がれます。日本は水資源の管理に関して規制がしっかりできていないように見えます。なので、国会でも取り上げられているようです。
水道民営化を進める日本の自治体について
世界で水道事業民営化を行ない紛争や訴訟問題に発展するケースが発生してきました。日本の水道事業は日本国民には普通に見えるのですが、世界水準で見てもハイレベルな素晴らしい事業をしており、国が管理しているので、水道代も安く安心して水道水が飲めるのです。
しかし、近年、水道事業の民営化を推し進める自治体も見受けられます。世界の水道事業の民営化を見ると、水道代が上がり、収益は配当に回されたりなどと、良い話を聞きません。なので、日本の水道事業は守るべきなのかも知れません。
民営化をすると、コスト削減にはなるのかも知れませんが、水道という公共財が、一民間企業に支配されるという側面もあります。公共財なので、国民1人1人で平等に分けるべきものですよね。
日本の水道事業も民営化せずに大切にすべきなのかも知れません。色々な考え方があるとは思いますが、世界の例を見れば実際に紛争が起きています。
世界の水道事業民営化による紛争とは?
水道が民間企業管理になると、水道代が高くなり、お金を持つ人は水道水を飲めますが、そうでない場合には飲めないケースが出てくるようです。映画ブルーゴールドでは、世界の大企業による水道事業により、市民と紛争になり、市民が暴動を起こす場面がありました。
水源を支配されると、一企業が独占するため、生命の源である水の獲得に不安が生じるわけです。
ペットボトルの取水と輸出をすると水の循環に影響?
ペットボトルに水源地から取水して他国などに輸出すると、水源地の水はどうなるのでしょうか?その地域・国の水が他地域や国に移動するわけですよね。そうなると、水の循環が崩れてしまいますよね。
でも、実際にどう影響があるかまではわかっていないようです。水に輸出については、船で大きな容器に入れて輸出する場面もありましたが、あきらかにその地域・国の水が別の場所に移ってしまうことはわかりますよね。
無限ではない水資源が投資の対象に
水の値段の高騰を予測して水資源がお金になると考えて投資が増えています。なので、水不足が加速すればするほど水はお金になると考える人が増えるのは市場原理を見ても明らかなのかも知れません。しかし、投資の対象にはせず、公共財として平等に管理すべきなのかも知れません。
日本の水道事業が世界に果たす役割とは?
日本の水道技術はハイレベルで繊細な素晴らしい技術です。世界では、水はあっても汚水・汚染されていて大半は飲めない状況などもあります。日本の下水処理場のような施設が、世界中にあれば、もっと世界中の人々が綺麗でおいしい水を飲めるのかも知れません。
日本の水道技術を日本政府が管理しながら、世界中に、下水処理場や浄水場などを作って行ければ理想ですよね。
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(まとめ)
日本に居れば水は飲み放題で水不足など無縁と感じるかもしれませんが、いつ森林が枯れて砂漠化しないとも言えません。世の中何が起きるかわかりません。なので、、日本は水源地を政府でしっかり管理して外資の買収をされないようにし、水道事業は政府主体で大切にして世界に水道施設を作って行ってもらえれば理想です。水は商品としてではなく、公共財として認識すべきことがまずは重要なのかも知れません。