2017/03/15
世界には様々な怪奇スポットが存在しますが、今回ご紹介するスコットランドにある橋もいわくつきの場所です。なんと犬がそこを通ると上から飛び降りてしまうのです。そんなトーンタウン橋についてまとめました。
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トーンタウン橋とは
トーンタウン橋は正式な名前をオーバートウンブリッジと呼びます。ここに橋が作られたのはかなり古く、時代は1859年頃までさかのぼります。その当時の有力者であったジェームズホワイトという男性がこの一帯の農地などを取り潰して豪邸を建設しました。その後自分の息子の代には豪邸の庭園の規模をさらに大きくするなどしました。その過程で利便性などから、邸宅と街の間にある川に橋を架けたというのがどうやら経緯のようです。
その後の1950年~1960年の間、犬の橋からの飛び降りが多発します。また事件として男性が自分の子供を悪魔だと思い込み、橋から落とすという事件も起こっています。そのようなことからいつのまにかこの橋はすっかり怪奇スポットになってしまったのです。
犬の飛び降りの原因はミンク?
この怪奇な現象を調査したところ、橋の下の川沿いにはミンクがたくさん生息しており、犬達は猟犬のような鼻の長い犬種だったということもあり、それで飛び降りたのではという意見もあります。また橋の上が方向感覚を失いやすい状態になるなど、様々な科学的見地からも解明が進められていますが、まだ完全に特定はされていないようです。
スコットランドは妖精の逸話の多い国
ここからは筆者の意見ですが、スコットランドは実に妖精などの逸話が多い国です。昔の人は妖精=自然そのものということをきちんと分かっていましたので、木や花を大切にして彼らを尊重してきたのです。彼らを怒らせれば農地や野山の食べ物が激減してしまうことだってあるのです。先ほどこの農地を切り開いた男性は妖精達の住家を気付かずに荒らした可能性もあるのではないかと思うのです。彼らが一番怒りに燃えることはなんでしょうか?それはむやみに彼らの住家を荒らされることです。妖精達は普段はとても陽気で楽しい存在ですが、一度敵視したものには恐ろしい呪いをかけることもあるそうです。まるで眠れる森の美女の妖精マレフィセントのごとくです。
シンプレイス(薄い場所)と呼ばれてきた地域
このトーンタウン橋のある場所はケルト語でシンプレイス(薄い場所)と呼ばれているそうです。薄い場所とはつまり霊界と地上との境界が薄い所ということです。有力者の男性がどこまでそのようなことについて気を使っていたのかは分かりませんが、日本でもほこらなどを壊す時はお祓いをします。もしかしたらそのようなことを欠いたことが何らかの存在の怒りをかったのかもしれません。ではなぜ犬ばかりかというと理由は分かりませんが伝説の生物の中には地上動物を食べてしまう類のものもいると伝えられていますので(日本の河童のように)そういうこともあるのかもしれません。
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地球の歩き方(A 04(2016〜2017年) 湖水地方&スコットランド [ ダイヤモンド・ビッグ社 ] |
(まとめ)
いかがでしたか?この橋については科学的な視点や霊的な部分など様々な見解がなされているようです。しかし一つはっきりしていることはこの世界に住んでいるのは人間や動物など目に見えるものだけではないということを知っておかなければいけないということでしょう。