2017/03/15
職人ワゴンという番組を観たのですが、なかなか面白くて感動もしました。
ブルガリアやセルビアなど、色々な国に訪問して壊れたものを直すというものでした。
感動しました。何がというと、その姿勢でしょうか。
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壊れた時計台が20年ぶりに直る快挙
ブルガリアの20年以上も鳴らない時計台の修理を依頼されて直すという話は番組の最後でした。
20年前には30分に一度は鳴っていたという時計台を直すというものです。
これは、難しそうな内容で、果たして直せるのか・・というかなり難しい難題ですが。
ブルガリアの国内の修理業者などが来ても直せなかったということで、これを、たった2日間で直すなんて無理な話という感じでした。
一日目に、時計台の不具合の調査していました。
二日目には、歯車の汚れた油を掃除して、鐘を慣らすリズムを取る機械が何故動いてもすぐに止まるのかという原因を調査していました。
これは、何故か・・。二日間で直すのは無理でしょ‥的な感じなのですが。
そんな時に、「諦めたらダメだ・・最後まで諦めない」という言葉をかみしめて取り組むエンジニアの方の姿勢に感動を覚えました。
すると、試行錯誤の末に、時を刻む時に動く振り子の左右の音の違いに気付いたのでした。
音をじっと聞き続けるエンジニアさん。
振り子を調整するネジの調整を行うことで、振り子は止まらずに動いて歯車を動かし、時を刻むことに成功したのでした。
その後、時計台の四面ある時計を四台とも同じ時間に合わせました。
しかし、30分の時を過ぎても、無情にも鐘は鳴らなかったのでした。
帰国日の最後まで諦めない
帰国の直前まで時計台の修理をしたエンジニアさん。
多くの人に笑顔になってもらいたいという生き様をその姿に見るのでした。
鐘が鳴らないのは何故か・・でも諦めない。
とにかく時間内でも今できることをするということが大切という姿は、何事にも通じるのではないでしょうか。
そんなわけで、金を引っ張るワイヤーのネジをまずは清掃するエンジニアさんでしたが、たるんでいる鐘につながるワイヤーを引っ張り、張るのでした。
帰国直前で鐘が鳴ったとすれば、聴けるチャンスは1度だけでしたが、ぎりぎりの時間で見事ブルガリアの街に20年ぶりに鐘が鳴ったでした。
まさに、日本の誇りと技術力や生き方に感動させられました。
日本ってすごいんだな・・日本ってそういえば世界でも一流の技術力を持っていたんだな・・なんて実感するのでした。
ソニーのカセットテープ修理に感動
今回、私が番組を観ていて感動したのは、ソニー製の車載式のカセットデッキを修理した電気修理職人の話でした。
年配の方ですが、ソニーで務めた経験を持つ方で、海外での修理依頼で、ソニー製の製品を見て、昔の事を思い出しながら、日本の技術の誇りを語っていました。
「職人にとって大切なことは、諦めないこと・・それが生き様だよ」
諦めないことか・・と。
そうですよね、何事も諦めればダメです。
ソニー時代の熱い気持ちを語る姿には心を打たれました。大変な時代を切り開いてきたんだな・・。そして、日本を世界のトップに押し上げたのは、こういう人達だったんだなと。
カセットデッキの不具合は中の回転部分のゴムの劣化で、ゴムを取り替えて別の素材で修理していました。
何もなければ、代用品でもなんでも使って直して見せる、それが職人魂だというような話に感動を覚えました。
電気修理職人の方は年配の方で、団塊の世代かも知れませんが、団塊世代などの技術者は、多くの人の中での競争を勝ち抜いてきた、いわば精鋭中の精鋭の方で、私たちのような30代世代などと比べても格段にレベルが高いです。
そんな方のすごいところって、やはり仕事にまっすぐという事でしょうか。
不景気で諦めがちなこのご時世ですが、でも、何事も、続けることが大切なんですね。
わかっているのですが、わかっていないのが現実です。
もっと人生の先輩に色んな話を聞くのが重要なのかも知れませんね。
不景気で笑顔失ってませんか?自分に自信を持つためにすべきこととは?
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(まとめ)
いかがでしたか?
番組で職人ワゴンというのが放送されていれば、また観たいです。
日本ってすごかったんだな・・と感じました。
不景気で明るい話題が少ないですが、明るい社会をまっているんじゃなくて、自分たちで明るい社会を作って行けばいいんだななんてことも思ったのでした。