2017/03/15
預言者といえばノストラダムスなどが有名ですが日本の有名な歴史上の人物である聖徳太子も予言のような言葉をのこしているそうです。今回はそんな聖徳太子の予言に出てくるキーワードなどについて検証してみました。
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聖徳太子の予言
聖徳太子は多くの予言めいた言葉を残していることで有名です。その中でもこれから起こる出来事では?とされているものがあります。起こりうる時期を予測すると明治時代頃から200年ほど先なので現代よりも先の未来ということになるようです。その内容は「クハンダと呼ばれる存在が現れ、東京は親と子のように7つに分かれる」というものです。
クハンダとは
クハンダは仏教では来世に現れる悪鬼であり、人の精気を吸う禍々しい存在であるとされます。しかしその一方、オリエント地方ではサオシュヤント(光の使者)が現れる予兆であるともされます。これは破壊の後に再生が起こるというたとえかもしれません。また、はっきりと関連があるかは不明ですが、日本には古くから件(人と牛を合わせた漢字)と呼ばれる妖怪がいます。平安時代には如件と呼ばれていたようです。この妖怪は人の頭と牛の体を持っており、凶作や流行病、戦争などの厄災を予言すると言われています。一方先ほどのクハンダも馬頭人身をしていると言われます。この両者は言葉の響きもどことなく近い気がしますし、なにやら関わりがあるのかもしれません。
黙示録の厄災も7つ
日本から遠く離れてはいますが西洋のキリスト教の終末予言にも7という数字が表れます。それによれば天使が封印の巻物をそれぞれ持って現れ、七つのラッパを吹き鳴らすと封印が解かれ、この世に恐怖政治、世界大戦、飢餓、疫病など次々と厄災が降りかかるということです。また白い馬、黒い馬、赤い馬、青ざめた馬が現れるという記述もあります。また黙示録は偽予言者が現れるとしています。こちらでも「獣」などというシンボルが用いられています。遠く離れた国ではありますが、馬という獣や7の数字の一致など何か関連性があるようにも思えるので不思議です。
クハンダは人の頭をした獣という意味でしょうか(見た目は人だが心は獣のようという意味も含む)その獣は件のようにいろいろと人々の心を予言でかき乱し、東京は7つに分裂し人々が対立するということなのでしょうか。またそのままの意味で厄災が降りかかり、東京が都市として機能しなくなるという意味かもしれません。
聖徳太子の「未来記」とイルミナティ (ムー・スーパーミステリー・ブックス) [ 中山 市朗 ] |
(まとめ)
いかがでしたか?
聖徳太子の予言はどことなく黙示録などの予言と類似点があるような気がします。もしこれらの予言が本当だとすれば「人の頭をした獣」が現れる時、世界は終末に向かうということなのかもしれません。