2017/03/15
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インドのいわくつきの場所であるベンガルフォートとは?
廃墟や廃屋って、一目見ただけで、不気味な感じがしますよね。今回は、そんな廃墟となった遺跡や街の中でもとりわけ恐ろしげな場所について御紹介します。 インドの郊外にあるベンガルフォート インドの中心部から300kmほど離れた場所にベンガルフォートと呼ばれる廃墟があります。
ここは、そんなに霊感の強くない人でも訪れると悪寒がしたり、精神に異常をきたすと言われるほど不気味な気に満ちていると言われます。 さらに、インド政府が、日没から日の出までこの地に入ることを法律で禁じるとしたほどに、いわくつきの土地なのです。
ベンガルフォートの歴史
その昔(1573年頃)ラジャ・ヴァ―ント・ダスという人物がこの地に要塞を造りました。 ラジャは、二人の息子と共に、周辺の敵と戦い、ベンガルフォートはおおいに栄えました。
しかし、その後、ベンガルフォートは、度重なる厄災で完全な廃墟と化してしまいます。 父のラジャは、この地に要塞を建てる際、とある尊師に協力してもらっていました。尊師は、協力してもいいが、一つだけ条件があると言いました。
それは、彼の住家である場所まで土地を開発しない、ということでした。 しかし、街が大きくなるにつれラジャは、土地を広げ、ついに尊師との約束を破りました。 その後、尊師の呪いでしょうか。幾度となく災難に見舞われることになるのでした。
ベンガルフォートの災難とは?
1630年には、ラジャの孫が殺され、街にもひどい飢饉が襲います。さらに翌年、戦争によって住民は一人残らず虐殺されてしまったそうです。 また、もう一つの逸話があります。
ベンガルフォートにいた美しい王女に、ある魔術師が恋をしました。 彼は自分を好きになるようにと、黒魔術の効果のある香水の玉を王女に渡したのですが、彼女は、誤ってそれを落としてしまい、魔術は失敗に終わってしまったのです。
魔術師は、はね返った玉が当たって死んだと言われています。(たぶん黒魔術が自分に返ってきたのだと思われます) 魔術師は、死ぬ直前に、「ベンガルフォートの者、全員に死を。その魂は生まれ変わることなく、永久に閉じ込められろ」と呪ったそうです。
翌年、戦争があり、住民は全員殺され、街は廃墟となったそうです。 今でも廃墟にある建物の壁には、呪われた住民の魂が封じ込められているそうです。
(まとめ)
以上がベンガルフォートについての逸話になります。どの説が最有力かは分かりませんが、過去に恐ろしいなにかがあり、いわくつきの土地であることは、どうやら間違いなさそうです。
よほどのオカルト好きであってもここは、本当にヤバいようです。興味本位で近づくのは絶対にやめた方がよさそうです。 では、今回はここまでです。また次回お会いしましょう!