2017/03/15
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センチネンタル族とはどんな部族なのか?
皆さんは、秘境という場所を一つでも知っていますか?世界のどこにでも人間は住んでいるんだから本当の秘境なんてないんじゃあないの?と多くの人は思っているかもしれません。
現代は、古い伝統を守ってきた民族の人でも携帯電話を使用している時代ですから当然かもしれません。今回は、そんな世の中から一切離れて暮らすセンチネンタル族という人達について書いていきます。
センチネンタル族とはどこに住んでいるのか?
センチネンタル族とは、インド南方にあるアンダマン諸島に住む人々のことです。彼らは、何万年も同じ生活様式を保ち続けています。そのスタイルは、まさに古代の人々の生活をイメージさせます。
使用するのは石器や槍、矢などの道具です。主な食糧調達手段は漁労・狩猟・採集のようです。島暮らしの人々ですが、船は造れないようです。ちなみに北ではなく、海を挟んですぐの南のセンチネンタル島は、すっかり都市化されています。
外部の人々を嫌い、徹底的に拒絶するセンチネンタル族
彼らは、なぜなのか理由は定かではありませんが、(一説によれば外部からの伝染病を島内に入れないためとも言われています)外部からやって来た人間を徹底的に攻撃します。島に近づこうとしようものなら、矢と槍が飛んできます。ゆえに、未だこの島を訪れて生還できた人はほとんどいないのです。
記録によれば、この島は古代の中国の文献にも載っているそうで、人々に知られていなかったわけではないようです。コロンブスもアンダマン諸島についての記録を残しています。
それでも島が侵略されず、生活が保たれたのは、もはや奇跡としか言いようがありません。
運悪く流された人々・上陸しようとした人達
中世、この島周辺は、罪を犯した人々の流刑地となっていたそうです。ある時、一人の脱獄者がこの島に逃げ込みました。しかし彼は翌日、浜辺で遺体となって発見されたそうです。その喉には矢で刺されたような穴が深々と開いていていたそうです・・・。
また、数十年前には、居眠りをしている間に漁師が二人、この島に流されました。結果は、前述した罪人と同じ結果になってしまいました。インド政府は、せめて遺体を回収しようと試みたのですが、住民は、上空から近づこうとするヘリに対しても、矢の雨を浴びせ、結局政府は、回収を断念したそうです。
1970年代には、民俗学者らが調査に向かいましたが、彼らは撮影スタッフに対して侮辱のポーズ(排泄の格好をしてみせた)をして、矢を放ちました。これによってスタッフの一人がケガを負いました。
現在では、あまりに危険ということで、島の近くに行くことは、法律で禁止されているそうです。
この島には、何が?
このように未だ一度も人が立ち入ったことのないセンチネンタル島には、多くのまだ発見されていない動植物がいるのでは、と言われています。奥地には政府の秘密の基地があるのでは?と推測する人もいます。謎の文化の痕跡が見つかる可能性もあるでしょう。
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(まとめ)
いかがでしたか?謎の民族、センチネンタル族、今はまだ接触は難しいですが、いつか彼らと交流を持てる日が来るかもしれませんね!では、またお会いしましょう!