2017/03/15
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天使と交信できる文字をエノク文字と言う?
古代から、魔術的儀式の際は、特定の言語を使用して天使と交信していたと言われています。それらは、天使文字とか、エノク文字とか呼ばれています。今日は、そんな不思議な文字に関するミステリー記事です。
天使文字とは
天使文字とは、神様が天地創造の際、用いたとされる言語及び、文字のことで、天使も使用する言葉であったとされています。 人類の祖とされるアダムは、楽園を追放された際、この文字に関しての記憶を忘却させられてしまいます。
彼はその後、おぼろげな残った記憶でヘブライ文字を書いたということです。なので、天使文字は、ヘブライ語に近いと言われています。
エノク文字とは
エノクという人物が誰かということに関しては様々な意見がありますが、賢者ヘルメス・メギストスとエノクが同一人物であるという説があるそうです。 記述によれば14世紀頃の文献に、ヘルメスのことをヘブライ人はエノクと呼ぶ。と書かれているそうです。
このエノク文字を水晶透視で受け取ったとされるのが、イギリスの錬金術師、ジョン・ディーとその助手、エドワードケリーであったとされています。 助手のケリーは、優れた透視能力を持っていましたが、ある日、水晶球の中に大天使ウリエルが現れ、ケリーに不思議な文字を見せたそうです。
それを聞いたディーは、これを書きとめエノク文字と名づけます。(エノクは、ノアの洪水後、秘密の言語を知っていた最後の人間だとされています)ディーも、そのような秘密が明かされたと考えたのでしょう。
ディーがそう感じたのは、理由があるようです。彼は1581年頃、祈祷を捧げている際、ウリエルとの遭遇を経験したそうです。大天使は、彼にこれがあれば精霊や他の世界と交信できると告げて美しい卵ほどの水晶玉を彼に授けたそうです。
ロガエス書
ケリーが透視で受信した情報を元に書かれた魔術書です。数々の抽象的な詩節や祈祷文、多くの魔法陣が書かれています。この書物は大英図書館スローン文庫、手稿3189番として保管されているそうです。
(まとめ)
いかがでしたか?エノク文字と天使文字、この未知の言語について研究してみると何か新しい発見があるかもしれませんね。 最先端技術ばかりに目がゆきがちな現代人ですが、過去にも知恵の種が転がっているかもしれませんよ。では、また次回お会いしましょう!