2017/03/15
釧路でも過去に地震がありました。
今回は、釧路沖地震で起きた強い地震についての体験談をご紹介しますね。
sponsored link
釧路沖地震とは?
釧路沖地震とはどのような地震なのでしょうか?
ウィキペディアで内容を確認してみたいと思います。
釧路沖地震(くしろおきじしん)は、1993年1月15日20時06分07秒、北海道釧路市南方沖15km(北緯42度55.2分、東経144度22.4分、深さ101km)の太平洋を震源として発生したM 7.5の地震。この地震は、沈み込んでいる太平洋プレートの二重深発面の下側のスラブ内を震源とした地震であった。
出典:ウィキペディア
釧路沖地震は、マグニチュード7.5の大きな地震であったことがわかりますよね。
では、釧路沖地震での体験談が次の項目からになりますね。
小学生のころに地震を経験
私は小学生のころに釧路沖地震を経験しました。
地震が起きた時間は確か夜だったと記憶していますが、私が住んでいた釧路市は震度6を記録するほど大きな地震に見舞われました。
地震は前兆などがなく急に大きな地震が起きました。
北海道は他の地域に比べても地震が多い地域ではありますが、これほどまでの大きな地震は初めてでした。
震度3位の地震はたまにありますので、地震に慣れていると言ったら変ですが地震には免疫がありました。
地震で屋外に避難するが2分近くも揺れる
釧路沖地震が来た時も初めは小さい揺れから始まりましたので、また地震か位にしか思っていませんでした。するとだんだんと揺れが大きくなっていきました。
家族全員が居間でTVを見ていたと記憶していますが、父親が地震で家が潰れてしまうのを恐れ外に出ろと大声で叫んだのです。
私たち家族はものすごい揺れの中、外に出ることに成功しました。父親は家から出てきませんでしたが、後で話を聞くと食器棚が倒れないように押さえていたそうです。
外に出てもかなりの揺れを感じて恐怖が襲いました。揺れている時間も2分近くは揺れているのではないでしょうか。
恐怖が揺れている時間を長く感じさせている可能性もありますが、かなり長い間揺れていました。
津波について
私たちが住んでいた地域は海からだいぶ離れていましたので、津波の心配はありませんでした。
津波の心配がある海から近い場所に自宅がある方は、すぐにでも津波が来ない場所まで非難をしなければいけません。
津波が来ると大変なことになってしまいます。釧路沖地震では東日本大震災ほどの津波は来ませんでしたが、避難されている方はたくさんいたと記憶しています。
地震発生時の状況判断の大切さ
この地震のせいで停電が起きました。電気が来ないのです。
夜だったので電気がないととっても不便なのですが、私たち家族は仏壇にろうそくがあったので照明の代わりにしました。家の中ではあらゆるものが散乱しています。
食器棚は父が押さえていたので最小限の被害で済みましたが、ほかのものはすべて床に落ちているといった様子です。
父が食器棚を抑えていてくれたおかげで、食器類が破損することがなかったので足元に注意することがなく明かりがろうそくしかなかったので父の判断は正解だったなと思います。
割れた食器などを踏んでしまうと怪我をして二次災害になってしまいます。北海道の家は鉄筋でできているものが多く、私の自宅もそのうちの一つでした。
鉄筋であれば、早々崩れることはないようなのですが念のために父が外に出るようにと声をかけたのです。地震が起きた時は冷静な判断がその後の明暗を分けると言っても過言ではないと思います。
命を守ることを前提に冷静で正確な判断ができれば幸いです。
最近は各地で大きな地震が増えています。いつ何時地震が来ても対応できるように、頭の中でシュミレーションを行っておくべきだと思います。
(まとめ)
いかがでしたか?
釧路であった大地震は大きな規模であることがわかりましたね。
大きな地震が起きた時、人はどのように行動するのか、また、どうすればよいのか。地震後はどのような状況になるのかも勉強になったのではないでしょうか。普段から大きな地震に備えて準備をしておくべきではないでしょうか。